こだわり高品質木材


 奥谷ろくろ職人工房で使用する木材
  →職人が自分の目で原木から優良木材を選別します。
  →丸太から製品に最適な部分を切り出し製材します。
  →じっくりと自然乾燥します。

■ 奥谷ろくろ職人工房で使用する木材材質

地元の木曽地域でも樺材が多く伐採されます。

奥谷ろくろ職人工房では樺材を主に使用しますが、
樺材の中でも良質なマカバ ウダイカンバを使用します。

比較的おとなしい木で、テーブルや椅子などに使用します。

ウダイカンバの原木

■ 木材選別、原木の仕入れ

木材市場にて原木の仕入れを行います。曲がりがなく良質な丸太を選びます。

木材市場  木材市場

さくら材の製材
さくら材

木質はやや重硬で強靭。木理ほぼ通直で木肌は緻密。加工性、着色性ともに優れ、磨くと光沢がでる。乾燥はやや困難であるが、狂いは少ない。耐久性は高い。
高級家具材、楽器材、建築材、造作材、彫刻材などに使用される。
かば材の製材
かば材

重硬で均質な材。肌目は緻密で上品な風合がある。加工性は中くらいで、表面の仕上げは良好。木肌荒れが少ないためろくろ作りに適している。
洋家具材、床材、器具材、造作材などに使用される。
たも材の製材
たも材

材はやや重硬で、加工性や割裂性、表面仕上げは中くらい。心材と辺材の色の差はそれほどない。環孔材のため年輪は明らかである。狂いは少ない。
家具材、造作材、器具材、ベニヤ材、土木材などに使用される。特に、弾力性に富むのでバッドやラケット、スキー板などの運動具材として重用される。
くり材の製材
くり材

材は重硬で弾力に富む。水湿によく耐え、材の保存性は極めて高い。年輪の境界に大きな道管が環状の帯に形成されている。心材と辺材の色調差は明らか。
家具材、器具材、建築用の土台、土木材、枕木、坑木などに使用される。

■ 製材作業

一本の丸太をいろいろな寸法に製材していきます。
丸太の適した箇所で角材、板材に分けて木取りをします。

樺材の製材 樺の角材

■ 木材の自然乾燥

製材した材料を野外で自然乾燥させます。
ろくろ製品にした後、くるいや割れがないように 太い脚材などは3年以上乾燥期間を設けます。

木材を野外で自然乾燥  脚用角材自然乾燥